フォトエッセイ 写真家 市川五月 Macro編

おうち時間を楽しむカメラライフ

皆さん、こんにちは!お元気でお過ごしでしょうか?
新型コロナウィルスの影響で自粛を余儀なくされ、当然のように撮影会もできなくなってしいました。緊急事態宣言は解けましたが、まだまだ不安な方も多いですよね。
皆さんは、自粛期間どのように過ごされていましたか?

(Canon EOS 6D Mark II ƒ/4 1/100 90 mm ISO 100)

私は、ずっと始めたいなと思っていた園芸を始めました!
近くのお花屋さんやホームセンターにお散歩がてらお花や土、植木鉢などを買ったり、なかなか見つからないものはネットで購入したりしていました。
幸い、春のお花が沢山出荷される時期だったので色とりどりの美しいお花達が私を癒してくれました。もちろん写真も沢山撮りましたよ♪

(Canon EOS 6D Mark II ƒ/4 1/200 90 mm ISO 100)

マクロレンズでテラスのお花撮影

お花撮影といえば、マクロレンズ。なかなかこのレンズを持っている人はいないかもしれませんが、コンパクトカメラをお持ちの方はマクロ機能がついている方も沢山いると思います。私はウェディング撮影をするので、よく結婚指輪を撮るのに常備しています。
今月は紫陽花がとても綺麗な季節ですね。こちらの花は繊細なアナベルのピコティシャルマンという紫陽花です。花部分が1センチにも満たない、とても可愛らしいピンクのお花。ネットで注文して届いた時は小さな苗の状態だったので、本当に咲くのか不安でしたが、綺麗な花を咲かせてくれました!
マクロレンズの特徴は撮影距離が近くてもピントが合い、被写体を大きく写してくれること。私が使用しているレンズは、タムロンの90ミリf2.8レンズです。
中望遠なので、お花や指輪などの小物だけでなく、ポートレートにも使えるので1本持っておくととても便利で楽しいと思います。
また標準のマクロレンズより被写体に近づかなくても十分にアップの写真を撮れるのも便利です。

(Canon EOS 6D Mark II ƒ/5 1/200 90 mm ISO 400)

こちらのお花はスプリングピクシーという夏に咲き続けてくれるお花です。
大きく見えますが、こちらも1センチに満たない小さなお花です。
90ミリのマクロレンズを使ってしゃがんでただ眺めているような場所からかなりアップに撮影できます。
マクロレンズはボケがとても綺麗に出るのが特徴なので、ポートレートに使用しても背景が綺麗にボケてとても良いんです。
背景選びはなるべくゴチャゴチャした場所よりもシンプルに綺麗に被写体を見せる場所を選ぶのがおすすめです。被写体とのカラーリングもマッチすると最高に被写体が映えます!
お花が好きな方、「そろそろ新しいレンズが欲しいな〜」などさらにステップアップしたい方、2本目、3本目のレンズにマクロレンズおすすめです。
まずは、おうちのお庭やベランダ、またご近所を散歩しながらマクロレンズを楽しんで見るのはいかがでしょうか?

次回は、室内での光の使い方、背景の選び方などリクエストをいただいていますので、マクロレンズ・室内編をお届けしようかなと思います。
何かリクエストがありましたら、B&Wフォト企画さんまでご連絡くださいね。
お読みいただきありがとうございました♪

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2020/06/26
市川五月 Satsuki Ichikawa

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