フォトエッセイ 5回 Macro室内編

おうち時間を楽しむカメラライフ(室内編)

(Canon EOS 6D Mark IIƒ/2.8 1/60 90 mm ISO 400)

皆さん、こんにちは。 前回のエッセイから1ヶ月が経ちました。
新型コロナウィルスの感染者がまた日に日に増えている状況で不安な方も多いと思います。せっかくの夏休み、なかなか外に出かけにくいですね。。。

今回は前回書いた通り、マクロレンズでおうち時間を楽しむ室内編をお届けします。室内でも楽しく撮影ができるきっかけになってもらえたら嬉しいです。

私の室内での撮影のおすすめは、日中の自然光で撮ることです。
室内の蛍光灯などの灯は消して、窓際の自然光のみで撮影します。1枚目の写真は窓を左側サイド光にし、ブルーグレーの画用紙を敷いたガラスの器の表面です。
器の立体感の面白さとガラスは光を透すととても綺麗なのでその良さを写しています。

(Canon Canon EOS 6D Mark II ƒ/2.8 1/200 90 mm ISO 640)

こちらは窓を植物の後ろ側にし、半逆光で撮影しています。
露出補正をプラス1くらいかけています。
ドライフラワーの柔らかさを表現しています。
影が手前に来るので、少しノスタルジックな雰囲気になりますね。下には濃いグレーの画用紙を敷いています。
1枚目と比べて、光をどこに置くかで雰囲気が変わったのがわかるでしょうか?

(Canon Canon EOS 6D Mark II ƒ/2.8 1/100 90 mm ISO 640)

最後はどこに光を置いているかわかりますか?
正解は右斜め下です。窓は動かせないので、被写体を動かします。
この時計は、私が撮影用に使う時計です。軽くて防水機能もあり、ゴム製品なのでガシガシ使っています。時計の文字盤がとても好きなので、マクロで撮影してみました。
斜めからの光に合わせて秒針を同じ方角にすることによって印象深くなった気がします。
細かい文字盤もマクロレンズで撮影すると大きくはっきり映し出せます。背景には茶色の画用紙を敷いています。
今回はカラーの画用紙を使いましたが、布でもなんでも大丈夫です。布がなければ洋服の一部を使用するのも面白いですよ!

光の配置で印象が違うのがわかりましたでしょうか?
お気に入りの物やあるいは古くて使えなくなった物、手放さなければならない物なども写真に残しておくことで思い出に残ります。 
また美味しいお取り寄せスイーツなんかも撮影してみるのも楽しいと思います♪
マクロレンズが無くてもズームレンズで充分撮れますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪ 

大変な状況の中でも楽しく、おうちではリラックスして過ごせますように^^また何かリクエストがありましたらB&Wフォト企画さんまでご連絡ください。
今回もお読みいただきありがとうございました♪

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2020/08/01
市川五月 Satsuki Ichikawa
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